この記事で構築するメールサーバの機能 [さくらのVPS/CentOS7]

  • 送信(SMTP-OUTBOUND)
    • SMTP Submission(587/tcp)
    • SMTP over TLS(465/tcp)
    • STARTTLS
    • SMTP-AUTH
    • Virus Check
    • SPF, DKIM, DMARC, ARC
  • 受信(SMTP-INBOUND)
    • SMTP(25/tcp)
    • STARTTLS
    • Virus, Spam Check
    • SPF, DKIM, DMARC, ARC 認証
    • メールフィルタリング(Sieve)
  • 参照
    • POP over TLS(995/tcp)
    • IMAP over TLS(993/tcp)
  • Webmail
    • Roundcube(フィルタリング設定/ログインのパスワード変更/Vacation機能)
    • Rainloop
  • アカウント管理
    • phpldapadmin
    • マルチドメインにも対応可能
    • Thunderbird の Autoconfig に対応
    • メーリングリスト

・メールサーバのフロント部分に nginx-mail-proxy を使用している理由

  1. 容易にSMTP/POP/IMAP認証失敗時に入力されたパスワードを syslog に出力できる(ボットから入力されるパスワードを収集できる)
  2. TLS証明書の更新に dovecot の設定を変更しなくてよい
  3. dovecot-director や dovecot-proxy を私が使ったことがない

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